追加ルートやホールド欠損等の最新情報をお伝えします。
更新日 | ボルダー 詳細情報 |
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2025.2.7 更新 |
エリア : 西エリア ちんすこう岩 エリア公開直後から多くのクライマーが訪れているボルダーエリアに、ひとつ嬉しい成果のニュースが届いた。
タイタンキラー(暫定グレード:二段) 初登者 : 滝澤知誠 解説 : ガイドブックで (69)オープンプロジェクトとなっていた「ちんすこう岩」の直上ライン(設定者:片桐大和)が2025年2月1日、滝澤知誠(ちせい)によって登られた。 垂直からやや傾斜したフェースに散らばる非常に細かなホールドを繋ぐ内容で、「浮けるが進めない」厳しいムーブにこれまで誰も成功していなかった。 グレードに関して滝澤氏は「難し目の二段」とコメントしているが、それ以上の可能性もあり今後の再登者の意見を待ちたい。
以下滝澤氏のコメント 体感(グレード)は難しめの二段。課題名は、あの「きょじん」を跳ね返した課題なので「タイタンキラー」としました。 エリアの整備や公開など本当に大変な作業だと思います。開拓者の方々には改めて感謝の気持ちでいっぱいです。」 |
更新日 | リードルート 詳細情報 |
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2025.2.7 更新 |
エリア : 大手門2階エリアF(右端) ① noname(5.7) 初登者 : 山崎裕和 解説 : ガイドブックP24に掲載している (37) 「noname」のラインに誤りがあり、正しくは図の①のラインになる。(これによりガイドブック(37)のクラックのラインは初登者不明となる。) 見た目は垂直のシンクラックだが、実際はガバホールドが連続してムーブは易しい。ただし下部は苔に覆われているのでスリップに注意。 終了点はカンテの左裏にある「二度あることは三度ある」のアンカーが利用できる。 プロテクション : C#0.3〜C#0.5
② noname(5.10d) 設定者 : 荒川俊也 解説 : 終了点のアンカーだけが設置されていたフェースのやや左を直上するライン。当初は中間支点のボルトを設置してリードルートとして開拓されるはずだったようだが、放棄されたためTr.課題としてここで紹介する。 ルートの内容としては前半がスラブっぽいバランスムーブ。中盤からは小ハング越えが連続し、デッドポイントを交えたパワームーブが面白い。フックを上手く使ってレストしながら進むのが得策。 Tr.のセットは隣接するルートを登って簡単にできる。 限定 : 左のワイドクラック、および左の岩は使用しない。(左のカンテは使用可)
③ 開拓試登中 |
エリア : 春日居砦エリア 右砦 春日居砦の20mほど右に位置する岩塔で、ガイドブックでは情報不足により掲載を見送っていたもの。区別のために今後「右砦」と呼ぶ。
③ 落ち葉の囁き(5.10d) 初登者 : 小野雄ニ 解説 : 岩肌の美しいフェースが印象的なショートルート。ぱっと見ホールドが見当たらない中盤は動きもテクニカルで面白い。 1本目のボルトは高い位置にあり、プリクリップが無難だろう。この場合は取り付きの左にある石に乗ると手が届く。
④ 兜山物語(5.8) 初登者 : 小野雄ニ 解説 : 顕著な馬の背状カンテの左面を登る。1本目のボルトは手前の岩の右面に打たれていて、ここから岩と岩の隙間をまたぐようにしてカンテに取り付く。 岩の大きな形状を使って登る動きは、特にジムから始めた初級者には学びのある内容だろう。 |
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エリア : のろし台 左面 のろし台のフェースの左側面には1本だけルートがある。ガイドブックでは取材不足により掲載できていなかった。 登山道から取り付くことになるので、ロープをまとめるなどハイカーの通行には配慮を。
⑤ 上畑(かみばたけ)(5.10c) 初登者 : 小泉幸男 解説 : 簡単なスラブの上にある小さな凹角を登るのだが、ここのムーブはなかなか頭をひねるポイント。凹角周辺に点在するホールドのみならず、形状を上手く使って一気に突破したい。 短いが立体的なムーブの組み立てが楽しいルートだ。ルート名の由来は下畑(しもばたけ 5.13a)のちょうど上に位置していることから。 |